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・Mac ・Windows

・ ペットボトル
・ マイナス5℃くらいに設定[せってい]できる冷凍庫[れいとうこ](冷蔵庫[れいぞうこ]のチルド室などでもよい)
・ 皿
1) ペットボトルの中をよくすすぐ。すすぎおわったら、6〜7分目まで水を入れる。
2) マイナス5℃ぐらいに設定した冷凍庫で、1)と皿を冷[ひ]やす。
3) 4〜5時間たったところで、静かにペットボトルを取り出す
・水が凍[こお]ってしまう場合は、冷凍庫に入れておく時間を短くしたり、ゆっくり 冷やすためにエアキャップなどをペットボトルにまきつけるとよい
4-1) ペットボトルを強くふる
水がいっしゅんで氷になるよ。
4-2) 冷凍庫で冷やしておいた皿に3)の水を少しずつそそぐと、氷の山ができるよ
水が氷になる温度は? 0℃と習ったよね。でも0℃以下[いか]でも氷にならない場合がある。その水に衝撃[しょうげき]をあたえたり、小さな氷のかけらを入れたりすると、水はたちまち氷にかわるんだ。 このように物質[ぶっしつ]が液体[えきたい]から固体[こたい]に変化[へんか]する温度(凝固点[ぎょうこてん])よりも低い温度で液体のままでいることを過冷却[かれいきゃく]というんだよ。水が氷になるためには、凍[こお]るための核[かく]になるものが必要[ひつよう]なんだ。水はゆっくりむらがないように冷やされると核になるものができにくく、氷になれない過冷却の状態[じょうたい]になるんだ。
この過冷却[かれいきゃく]の水、ふだん目にしているところにもあるんだよ。それは雲の中。「水のマジック その1」で、雲はすごく細かい水の粒[つぶ](雲粒[うんりゅう])だって説明[せつめい]したね。ところで、雲の温度って何度くらいかわかる? 空気が地上から上空へのぼると、100m高くなるごとに雲のないところでは1℃ずつ、雲の中では0.5℃ずつ温度が下がるんだ。地上が20℃で高さ2kmのところで雲ができはじめるとすると、5km上空ではマイナス15℃というわけ。このようにしてできる雲粒は、細かい水の粒なので0℃以下[いか]でも水のままでいることが多いんだ。つまり過冷却状態[かれいきゃくじょうたい]。
右の写真[しゃしん]は山形県の蔵王[ざおう]で見られる樹氷[じゅひょう]だ。樹氷はどこでも見られるってわけじゃない。過冷却[かれいきゃく]の小さな水滴[すいてき](雲粒[うんりゅう])をたっぷりふくんだ雪雲[ゆきぐも]と、その雪雲を運ぶ一定方向[いっていほうこう]の強い風、そして冬でも葉をつけている針葉樹[しんようじゅ]が必要[ひつよう]だからだ。過冷却の雲粒が木にぶつかると一瞬[いっしゅん]で氷になって、木の枝[えだ]や葉にくっつく。そこに雪がくっつくということが繰[く]り返し長く続[つづ]くと樹氷ができる。その姿[すがた]はアイスモンスターともよばれているよ。
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