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中期経営計画:2011年度中期経営方針

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基本方針

当社グループは、世界規模での競争激化のうねりの中で、常に進化し成長することにより社会、顧客、株主、社員に価値を提供し続けることを企業理念とし、独自のセラミック技術を核に、エネルギー、エコロジー、エレクトロニクスのトリプルEを主たる事業領域としております。

企業理念を実現するための基本方針は以下の通りです。

まず、資源投入の選択と集中により、他を凌駕する技術を確立し、それぞれの分野でトップクラスの地位を占める新規事業、新商品を創出することです。(「戦略的成長」)

次に、連結主体の事業運営を基本に、グループ会社の役割を明確にし、機動性と独自性を活かした効率的経営を行い、ROEの向上を目指します。(「高効率体質」)

さらに、株主・投資家に適時かつ積極的に情報を開示します。また、広報活動を通じて広く社会に情報を発信するとともに、企業の社会的責任を自覚し、留学生の支援などを含む社会貢献活動を実施します。(「良き企業市民」)

中長期的な経営戦略と対処すべき課題

2011年3月に発生した東日本大震災は多くの方々の生命と生活に甚大な損害を与え、さらには生産活動の低下やマインドの悪化により、わが国経済の不確実性を高めることとなりました。また緩やかな回復傾向にありました世界経済についても、新興国の高成長は期待されるものの、全体としては資源高、財政問題、政情不安などリスクが多く、これに震災に伴う自動車やエレクトロニクス製品の生産停滞が加わり、先行きの事業環境は非常に厳しいものと思われます。

このような状況の下、当社グループが対処すべき課題は、電力関連事業の再構築、セラミックス事業の成長機会を確実に捉える生産体制確立、エレクトロニクス事業における新製品の早期市場投入、構造革新の推進による収益力と競争力の強化、次世代の柱となる新技術・新製品の創出、これらを通じて会社の成長を確かなものとすることです。

電力関連事業においては、がいし・NAS電池とも客先の投資環境の大きな変化に直面しており、回復には一定の時間を要するものと考えられます。需要変動に応じた効率的な生産体制の構築やコストダウンとともに、高機能のがいしや市場要求に対応するNAS電池を開発し、売上増と収益改善を図ってまいります。

セラミックス事業においては、地球環境保全の観点から強化が続く排ガス規制をクリアする自動車関連製品、とりわけコージェライト製ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)や大型の排ガス浄化用触媒担体、NOxセンサーの中期的な需要増が期待されます。これに対し、メキシコの新拠点など各拠点の整備・増強を着実に進め、グローバルな生産体制を拡充していきます。またこれを可能にするグローバル人材の育成にも継続して取り組んでいきます。

エレクトロニクス事業においては、半導体製造装置用のセラミックス製品、圧電セラミックス製品、ベリリウム銅製品などの特徴ある既存製品群のコストダウンによる収益性向上と同時に、成長分野に対し新製品の早期市場投入を図 っていきます。

需要が大きく落ち込んだ2009年度からスタートした「構造革新への挑戦」は、セラミックスやエレクトロニクスの需要の回復局面において成果を上げてきました。今後は自動車関連製品の需要拡大局面で一層の成果の上積みを図るとともに、さらなる挑戦に取り組み、収益性、効率性の向上を追求し続けていきます。

グローバル競争を勝ち抜くには、技術の先進性を保ち続ける必要があります。重要な経営基盤であるセラミックス分野を中心とした技術先進性を高めることにより、既存製品の性能強化と次世代新製品の創出を図り、持続的な成長を確かなものとしていきます。

当社グループは、こうした取り組みを通じて企業価値を向上し、資本効率重視、株主重視の経営を推進していきます。

またこれらの課題に加え、社会インフラや環境に貢献する独自の製品供給により震災からの復興に全力で対応すると同時に、震災に起因するリスクの低減に努めていきます。

'11中期 売上イメージ

'11中期 売上イメージグラフ

'11中期 営業利益イメージ

'11中期 営業利益イメージグラフ

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