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クラブC1おいしい水と食に関するレポートや、C1をお使いいただいている方々のお話をご紹介。

「水と食」を求めて 第9集

第9集

水と食 第7回「川ノリ。四万十を食べる」

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今回は、あの四万十川に行ってきます。  きれいな水といえば、やっぱり四万十。おいしいものがたくさんありそうだし……いいなぁ川ノリ、いいなぁ天然ウナギ、鮎、川エビ。いいなぁ四万十、行きたいなぁとぼやいていたら、急遽行くことになりました。たった1日。河口に近い四万十市中村を訪ねるあわただしい旅ですが、それでも四万十は四万十です。
ところが…遠いのですね。高知龍馬空港に到着したのは、お昼頃。バスで高知市内へ。路面電車が活躍している街は、風景に暖かみがあります。時間の流れが、緩やかです。市内を散策したかったのですが、JR特急南風に乗り換えて中村を目指しました。ここから2時間もかかります。
到着した中村は、土佐の小京都と呼ばれているそうで、落ち着いたたたずまいの静かな街でした。でも、私の印象に残ったのは猫と子供。飼い猫が幸せそうな顔をして歩いている街は、いいところだと信じています。路地を歩くたびに、猫にあいさつされました。そして学校帰りの子供たちが、カメラをかかえた怪しい人(私)に、「さようならぁ」と声をかけてくれます。これも「いい街」の条件。
中村、合格です。
宿に荷物を置いて、川を見に行きました。
でかいねぇ。広いねぇ。
草ぼうぼうの河原をかき分けて水辺へ。
日本一の清流なのかどうか、この目で確かめる必要があるからです。なるほど、水は澄んでいました。でも日本一なのかどうかは、もっと上流まで旅しなければイメージがわきません。上流へ行くのは、また次のお楽しみ。

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宿に戻り、夕食を待ちわびました。
今回、四万十の「食」のメインは、泊めていただいた「民宿せせらぎ荘」の食事です。あわただしい旅の日程で、四万十の味を全部食べたいと思い、料理がおいしいと評判の宿を選んだのです。
「日本一おいしい民宿だって言う人もいるくらいだからね」
鮎や川のりなど四万十の幸を扱っている魚富商店の女将さんも太鼓判を押してくれました。
川底のコケなどを食べるため、川の水質が劣化すると鮎の味も悪くなるとのこと。四万十の幸を食べるということは、四万十の水を味わうことでもあるのです。
そして……目の前には、お膳からはみ出しそうなほど、川の幸、海の幸が並んでいます(一人前なのに!)。
「これは何ですか?」
「足袋エビです。普段は1匹だけど、多く入ったから2つ召し上がってください」
「これは・・・」
「四万十の天然の鮎です。以前より獲れなくなってきているみたいです。でも今日は、多めに入ったから2匹どうぞ」
取材だなんて一言もいってません。それなのに大サービス。こういうおおらかな待遇って、うれしい限りです。泣けてきます。
「地酒もいろいろあるので、試しに飲んでください」
「開封しちゃったら、困るでしょう?」
「いいんです。どうぞどうぞ、飲んでください」
言われるままに、4種類ほどのお酒を飲みました(翌日、若干二日酔い)。
それにしても、全部おいしい。
天ぷらやお味噌汁の川ノリが、食欲を一層そそります。すごく香り立っています。
四万十には川ノリが何種類かあり、よく知られているのが、緑色をした細長い川ノリ(青のり・スジアオノリ)と、黒い色をした幅広の川ノリ(青さのり・ヒトエグサ)。どちらも海水と淡水が混ざり合う汽水域で収穫されます。
もちろん川の水がよくなければ、ノリがこんなに風味豊かに育つことはありません。
翌朝、魚富商店で購入した川ノリを、ディパックに詰めて帰路につきました。
山手線の中で、私の周りだけ四万十の香りが漂っていました。