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専門知識を活かして、人に役立つ商品を作り、世に送り出したい

小河 伸行 2004年入社

所属

エレクトロニクス事業本部 金属事業部 開発部 サブマネージャー

出身学科

機能発現工学専攻

入社動機と、これまでの職歴

自分に「何がやりたいのか」問いかけてみた

学生時代、私は結晶配向制御を主とする金属・セラミックスの組織制御に関する研究を行っていました。大学生活が佳境に入り就職活動を開始し、“何がやりたいのか?”と問い詰めた時、己の根本に“専門知識を活かした人に役立つ商品を作り、世に送り出したい!!”という強い思いがありました。そこで、製造業の材料メーカーに的を絞り会社選びを始めました。会社選びで、私が優先したのは以下の3点です。①経営に余力があり、比較的自由に商品開発ができる。②材料技術者としての能力を広げるため、一つの材料に特化せず様々な材料を取り扱っている。③縦横の人間関係が良好である。上記の3点を満たす企業は正直たくさんあると思いますが、その中で当社を選んだのは、説明会や面接を受ける中で社員の方々が誠実で一番魅力的に感じたからです。
入社よりヒートシンク(新製品)の設計開発、量産立ち上げ、生産技術、品質対応と幅広い仕事を経験しました。その後、数年前よりベリリウム銅の材料開発に携わり、従来のベリリウム銅より加工性と疲労特性を向上させた「B方式改善材」を開発しました。現在はベリリウム銅のセールスエンジニアとして、自らが開発した材料などを武器に、ベリリウム銅の拡販に尽力しています。

現在の私の仕事

最強の黒衣、ベリリウム銅の拡販

一言で表現すると、私の仕事はベリリウム銅のセールスエンジニアです。
ベリリウム銅は銅合金の中では最高レベルの強度と導電率を兼ね備えており、その高い特性を活かして、自動車や航空機、スマートフォン等に幅広く使用されています。その中で私は、市場調査、商品解析、顧客提案、会社内提案を通して、より多くのお客様にベリリウム銅を使って頂くための活動を行っています。

①市場調査・・・顧客訪問や展示会、ネット情報などを通してベリリウム銅が使われそうな商品(コネクタやスイッチ等)を調査。
②商品解析・・・実際に商品を購入、分解し、構造を理解すると共に、どのような競合材が使われているかを把握する。
③顧客提案・・・競合材をベリリウム銅に置き換えることによって創出されるメリット(小型化、高機能化等)をお客様に提案する。
④会社内提案・・・世の中のニーズを会社内にフィードバックすることで、品質・特性改善に繋げる。

技術的な専門知識と営業スキル、スピード感が必要な仕事ですが、お客様に「ベリリウム銅を使って良かった!」という生の声が聞けるため、非常にやりがいがあります。

今までで一番印象に残っている仕事成功談・失敗談など

スピード重視の材料開発

ベリリウム銅の材料開発を行っていた時の成功談です。

当時私はベリリウム銅の曲げ加工性を向上させた新材料を開発しました。
その中で、この材料の開発、市場投入、製造移管を短期間で達成できた事が一番印象に残っています。テーマリーダーとして、スムーズに製造移管を行うために以下3点に留意しました。①社内会議において定期的に進捗報告し、関連部署とのやり取りを交えながら、その都度軌道修正を行った。②ラボ試験では、グループ内で仕事を分担し効率的に進めることができた。③ライン試験では、試験に関わる工場関係者全てにこの試験材の重要性を説明する事により工場の協力が得られ、また、綿密にフォローする事により工場のラインを使用して特急で流せました。これらの経験を通して、テーマを短期間で完結させるには関連部署との連携をとり、コンセンサスを取りながら仕事を進めていく事、即ち【とりまとめ力】が必須であると感じました。

これからの夢、NGKで私が実現したいこと

夢の実現に向けて一歩ずつ前進

前述のように私の夢は“専門知識を活かして人に役立つ商品を作り、世に送り出すこと!!”です。そのためには『①基盤材料を研究開発する→②基盤材料を利用して商品化する→③商品化されたものを量産化する』というステップを踏まなければなりません。
入社して10年程度が経過しますが、その間に開発、商品化、量産化のステップは経験しました。また、昨年よりセールスエンジニアとして、自らが開発した材料の拡販を行っているため、技術者として一つ目標をクリアした状態にあります。これからはもっと視野を拡げて、ベリリウム銅以外の当社技術にも着目し、社内全体にニーズを発信できるような人材になりたいと考えています。
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