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REACH規則とベリリウム

2011年3月28日
日本ガイシ株式会社
金属事業部

2010年11月、当社欧州子会社は、REACH規則においてベリリウム(Be)の登録を完了しました。

当社欧州子会社の加入するベリリウム・コンソーシアムが、登録に先立って有害性評価を実施したところ、金属ベリリウムはベリリウム化合物とは異なり、明らかな有害性を持たないことが判明しました。我々は早速この結果を医学論文として公表し、化学物質法規制の制定に携わる行政機関などに情報提供するとともに、欧米の評価機関にもベリリウムの有害性ランクの見直しを既に要請しております。現在、ベリリウム銅合金を制限する法規制はありません。今後も、今回の評価結果を十分に考慮の上で、適切な物質規制がなされることを望みます。

さて、REACH規則におけるベリリウム銅合金の位置付けですが、上記の如く、当社が各市場に提供するベリリウム銅合金展伸材はいかなる制限も受けておりません1)。上記評価結果から、金属ベリリウムが優先的にSVHC2)に指定されるとは考えにくく、また、仮に金属ベリリウムがベリリウム化合物と同一視されてSVHCに指定された場合でも、当社が提供するベリリウム銅合金展伸材は成形品ですので認可の対象外です3)

ベリリウム銅合金は、電子機器部品から自動車電装部品に至る幅広い分野で使用され、製品の『軽薄短小』や信頼性向上に大きく貢献しています。また、市場において、ベリリウム銅合金は代替困難であるとの評価を得ており、今後も不可欠な存在といえます。

当社は今後も、ベリリウム銅合金の環境リスクをより明確にし、皆様に安心してご使用いただけるよう努めてまいります。

日本ガイシ

文書番号:E2-11029-R0

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