概要
DNAマイクロアレイは、ガラス基板上にあらかじめ配列のわかっているDNA溶液を極めて微量に、そして均質に固定したものです。調べたい遺伝子の含まれた試料をDNAチップに滴下すると、捕捉反応によってDNAの塩基配列が特定されます。
製造方法
電圧に応じて変形する圧電素子を使用し、pl単位のDNA溶液の非常に精密な制御が可能です。圧電マイクロアクチュエーターは、セラミックス製のマイクロチャンバー(加圧室)に、高性能な圧電膜を一体化することで、信号に応じて正確にDNA溶液を加圧、ノズルからDNA溶液を打ち出す、マイクロポンプとして働きます。
特徴
スポット内のシングル均一性・アレイ間の再現性に優れ、精度の高いデータ取得が可能です。吐出時に熱がかからないので、DNA溶液の変性や損傷がありません。また、DNA溶液をpl〜nlオーダーで、正確に定量的スポットができます。
| スキャッタプロット |
アレイ間のシグナル再現性 |
 同一サンプルをそれぞれ標識してハイブリダイゼーションした結果を図示。 |
 標識サンプルにて、ハイブリダイゼーションしたときの、複数アレイ間のシグナル強度を図示。 |
- 溶液を球状に吐出するので、真円に近い形状でスポッティングできます。
- 非接触方式のため、従来のピン方式で問題だった打ちはじめと打ち終わりのばらつきや基板の損傷がありません。
- 独自のマイクロポンプ構造のため、溶液の蒸発や不純物の混入がなく品質の安定した製品をお届けできます。
- 製品は、電子部品製造用クリーンルームにおいて、24時間体制で一貫生産しています。
- ネットワーク化された生産管理システムにより、徹底した品質管理を行っています。
- 専用の検査装置により全数検査を実施しています。
クリーンルームでの作業風景
ニーズに応じたアレイを作成します
- お客様の要望に応じたデザインで、マイクロアレイをカスタムメイドします。
- オーダーに応じて、数種類〜3万種類程度の遺伝子を同一基板上にスポット致します。
- オリゴDNA・cDNA・蛋白質など、溶液を選ばずスポットすることが可能です。
- ガラス・メンブレンなど各種基板に、確実なスポットができます。
- 大量のご注文にも短納期で対応できます。
- 高密度スポットができるため、お客様の貴重なサンプルが節約できます。
マイクロアレイ作成と受託解析のフロー
- マイクロアレイ作成
- お客様から頂戴したプローブ情報に基づき、DNAマイクロアレイを作成します。
また、お客様でDNA溶液をご用意いただくことも可能です。
- 受託解析
- お客様からお預かりしたサンプル(mRNA,etc.)に、弊社がハイブリダイゼーションから数値化まで実施し、データをお返しします。
受託解析に関し、サンプルによっては対応できかねる場合があります。