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2014年3月27日
日本ガイシ株式会社

複合ウエハーの事業化を決定

日本ガイシ株式会社(社長:加藤太郎、本社:名古屋市)はこのたび、複合ウエハーを事業化し、電子デバイス用ウエハー市場に本格参入することを決定しました。事業化により製品競争力の向上を図り、2017年度に売上高75億円を目指します。

複合ウエハーは、異なる素材のウエハーを貼り合わせた電子デバイス用の基板です。異種材を接合することで、単一材料のウエハーでは実現できない性能や機能を引き出すことができます。当社はこれまで、セラミックス分野で培った独自の接合技術や超高精度薄板研磨技術を生かし、さまざまな高機能・高品質複合ウエハーの開発に取り組んできました。

事業化するのは、「SAW(表面弾性波)フィルター用複合ウエハー」と、複合ウエハーの技術を応用した「緑色レーザー光源用波長変換素子」の2つです。すでに本社地区の既存設備で生産しており、物量の増加に伴い、小牧事業所(愛知県小牧市)に量産拠点を整備し、2015年から生産を開始する予定です。生産能力は2017年度に月間3万枚、設備投資額は約20億円を計画しています。

当社は、売上高に占める新製品の比率を2017年度に30%にするという目標を掲げ、全社を挙げて新製品・新規事業の創出に取り組んでいます。中でも電子デバイス用ウエハー製品を有望な分野と位置づけ、2012年に「ウエハープロジェクト」を発足し、早期事業化を目指してきました。今後、高機能・高品質かつ安価な複合ウエハー製品の需要の高まりが予測されることから事業化し、生産体制の構築と拡販体制の強化を推進することとしました。

当社は、今後も複合ウエハーをはじめとして、窒化ガリウム(GaN)ウエハー、ハイセラム®ウエハーなどのウエハー製品群の開発を強化、加速していきます。

※ ウエハー: 電子デバイスチップの製造に使われる、半導体や圧電体、絶縁体でできた薄い円形の基板。ウエハーの表面に、碁盤の目状に数千から数万の同じ電極パターンを形成し、小片に切り分けることにより、SAWフィルターなどの電子デバイスが作られる。

 

SAWフィルター用複合ウエハー

SAWフィルターは、スマートフォンなどの無線通信機器に使用される主要電子部品の一つで、特定周波数の電波を取り出す役割を担い、通信品質を左右します。従来のSAWフィルターには熱による伸縮が大きいという弱点がありますが、当社は圧電単結晶を薄板にして熱膨張が小さいシリコンに貼り合わせることで熱膨張を低減するSAWフィルター用複合ウエハーを、世界で初めて開発しました。これにより、温度特性が大幅に向上した高性能SAWフィルターが実現でき、通信速度の一層の高速化や通信帯域の混雑解消に寄与します。

SAWフィルターは、スマートフォンの普及やLTE(高速データ通信規格)市場の拡大により需要が増加しており、今後もさらなる市場拡大が見込まれています。

SAWフィルター用複合ウエハー

 

緑色レーザー光源用波長変換素子

緑色レーザー光源用波長変換素子は、赤外レーザーからの波長を変換して緑色域を出力する波長変換デバイスです。独自構造により世界トップレベルの変換効率を実現しており、機器の小型化、低コスト化を可能にし、レーザーの用途を広げます。近年、業務用プロジェクター市場では、高輝度・高画質化の要望が高まっており、緑色レーザー光源用波長変換素子の需要も伸びていくと予測しています。

緑色レーザー光源用波長変換素子

以上


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