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2009年10月06日
日本ガイシ株式会社

ハニセラムが重要科学技術史資料に登録

日本ガイシ株式会社(社長:松下 雋、本社:名古屋市)の自動車排ガス浄化用触媒担体「ハニセラム®」の量産第1号品がこのほど、日本の科学技術の発展を示す貴重な資料として、国立科学博物館の重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)に登録されました。

登録証の授与式が10月6日、国立科学博物館(東京都台東区)で行われ、取締役常務執行役員セラミックス事業本部長の藤戸宏が、近藤信司・国立科学博物館長から登録証と記念盾を受け取りました。登録されたハニセラムを価値ある資料として後世に残していく責任を果たすとともに、この登録を励みに、当社のコア技術であるセラミック技術をさらに向上させ、国内産業の発展に役立つ新しい価値の創造に挑戦していきます。

独立行政法人国立科学博物館は、日本の科学技術の発展の歴史を振り返る上で貴重な資料の保存と活用を図り、次世代に継承していくことを目的に、重要科学技術史資料の登録制度を制定しています。科学技術の発達の歴史上重要な成果があり、次世代に継承していく上で重要な意義を持つものや、国民生活、経済、社会、文化のあり方に顕著な影響を与えたものが選定されます。これまでに23品目が登録され、今回さらに22品目が登録されました。

これまでに登録された重要科学技術史資料は、国立科学博物館・産業技術史資料情報センターのホームページで閲覧することができます。(http://sts.kahaku.go.jp/

ハニセラムについて

自動車の排ガス中の有害物質(CO(一酸化炭素)、HC(炭化水素)、NOx(窒素酸化物)など)を化学反応によって無害化させる触媒を保持するためのハニカム(蜂の巣状)構造の多孔質セラミックスです。自動車の排気管に装着されるため、高い耐熱性と耐久性が求められます。

1970年代に米国で大気汚染の深刻化を背景に自動車の排ガス規制が始まったのをきっかけに、71年から開発に着手。76年、試行錯誤と粘り強い努力の末に米フォード社の試験に耐えうる製品を完成させ、初受注を果たしました。同年、量産を開始し、世界販売への第一歩を踏み出しました。このフォード社向け量産第1号品が今回登録された製品です。

量産開始当初、ハニカム構造の壁厚は約0.3mm(厚紙程度の厚さ)でしたが、世界的な排ガス規制の強化に対応するため、浄化効率が向上するよう壁厚を薄くした高性能品を世界に先駆けて積極的に開発、投入してきました。現在最も薄壁の製品は壁厚が約0.05mm(ティッシュペーパー1枚分の厚さ)にまで達しています。

世界の主要な自動車メーカーのほとんどに採用され、世界シェアは4割以上を占め、既に累計8億個以上を出荷しています。

添付資料

国立科学博物館発表資料「排気ガス浄化用セラミックハニカムの国産第1号」

登録番号 第00040号
名称
(型式等)
自動車排ガス浄化用触媒担体(ハニカムセラミックス)
所在地 愛知県名古屋市瑞穂区
日本ガイシ株式会社 セラミックス事業本部 AC工場
所有者
(管理者)
日本ガイシ株式会社
製作者(社) 日本ガイシ株式会社
製作年 1976年
選定理由 自動車の排ガス浄化に用いられる触媒担体(ハニカムセラミックス)である。ハニカムセラミックスは日米で開発され、現在、世界市場の半分近くをわが国が占有している。本資料は国内での量産第1 号品であり、同時に生産されたものが米フォード社に供給され、後にその品質管理の良さにより同社から表彰された。国際的に見て日本の科学技術発展の独自性を示すものとして重要である。
登録基準 1-イ 、2-イ
公開・非公開 非公開
写真

重要科学技術史資料の選定基準

  1. 科学技術(産業技術を含む。以下同じ。)の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つもので、次の基準を満たすもの
    科学技術の発展の重要な側面及び段階を示すもの
    国際的に見て日本の科学技術発展の独自性を示すもの
    新たな科学技術分野の創造に寄与したもの
    地域等の発展の観点から見て記念となるもの
    試行錯誤、失敗の事例など科学技術の継承を図る上で重要な教育的価値を有すもの
  2. 国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えたもので、次の基準を満たすもの
    国民生活の発展、新たな生活様式の創出に顕著な役割を果たしたもの
    日本経済の発展と国際的地位の向上に一時代を画するような顕著な貢献のあったもの
    社会、文化と科学技術の関わりにおいて重要な事象を示すもの

資料:国立科学博物館

以上


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