2009年08月26日
日本ガイシ株式会社
日本ガイシ株式会社(社長:松下 雋、本社:名古屋市)はアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ水利電力庁(ADWEA)からNAS(ナトリウム硫黄)電池システム300MW(メガワット)と中央監視制御システムを受注しました。大規模なNAS電池ステーションにより電力負荷を平準化することで、発電時の燃料消費量を減らし、CO2排出量の削減を実現します。今回受注した中央監視制御システムはアブダビ水利電力庁の中央給電指令装置と融合されて、電力系統の安定化と発電の効率化を図り、スマートグリッド(次世代送電網)の構築を目指すものです。
世界最大の政府系ファンドを有するアブダビ首長国は、石油収入による豊富な資金力を背景に、将来を見据えたインフラ整備や新産業振興への投資を活発化させています。特に、エネルギー・発電分野では、主力の天然ガス発電の効率的運用や原子力発電の導入、大規模太陽光など自然エネルギー発電の拡大に積極的に投資し、化石燃料依存からの転換を目指しています。コンサルタントであるドイツの電力会社のアドバイスにより、アブダビ水利電力庁の中央給電指令装置と当社の中央監視制御システムが融合されて、効率的に電力需給両面から運用、管理されることになり、アブダビでのスマートグリッドを目指すものです。
今後、アブダビと同様な用途で中近東諸国や欧州、米国でもNAS電池による大規模な蓄電池ステーションの導入が検討されています。今回の受注を足がかりに、それぞれの送変電系統の安定化ニーズに最適なNAS電池システムを提案し、海外向けの販売活動をさらに推進していきます。
(国内設置1500kWシステム)
以上
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