日本ガイシ株式会社

ページ内を移動するためのリンクです。



ここからグローバルメニューです。

  1. ホーム>
  2. ニュース>
  3. 2003年>
  4. 2003年09月02日

ここから本文です。

2003年09月02日
日本ガイシ株式会社

ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)がマツダのモニター車に採用

日本ガイシ株式会社(社長:松下 雋、本社:名古屋市)の開発したセラミック製ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)が、日野自動車株式会社(社長:蛇川忠暉、本社:東京都日野市)の開発した先進的なクリーンディーゼルシステム「DPR(Diesel Particulate active Reduction system)」に採用され、同社が8月20日に発売した小型トラック「デュトロ」に搭載されます。当社のDPFが量産自動車に採用されたのは、国内外を含めて今回が初めてです。

DPFはディーゼルエンジンの排ガスに含まれるPM(Particulate Matter:ススなどの粒子状物質)をほぼ完全に除去する部品です。日本でのディーゼル車の排ガス規制は、2003年10月から施行される「新短期規制」に続き、2005年に導入される「新長期規制」で大幅に強化される予定です。中でもPMの排出規制は特に厳しくなる予定で、新長期規制をクリアするためには、DPFが必要になるとされています。

当社はこの規制に対応するため、長年培ってきた高度なセラミック技術を駆使して各種DPFの開発に取り組んでいます。熱膨張率が低く耐熱衝撃性に優れるコージェライト製DPFをベースに、PM捕集効率を向上させ、DPF搭載による排気圧力損失が招く燃費悪化を防止するため、多孔質セラミック材料の気孔率と気孔径を最適化するなどの改良を重ねてきました。

このDPFが日野自動車の開発した先進的なクリーンディーゼルシステム「DPR」の中で、DPR−クリーナーの微細孔フィルターとして採用されました。同社が8月20日に発売した小型トラック「デュトロ」(積載量2トン級)に搭載され、引き続き、中型トラックにも搭載される予定です。新世代コモンレール式燃料噴射システムや高活性触媒などとの組み合わせにより、PM捕集効率95%を達成するとともに、従来は捕集困難であった10〜1000nm(10億分の 1m)の微小粒子も捕集することで、PMをほぼ100%捕集することが可能になりました。また、DPF内のPM堆積量が設定値を超えると、自動的にPMを強制燃焼させることで、常に高い浄化性能を発揮します。この新型トラックはPM排出量を新短期規制値より85%以上低減し、国土交通省の「超低PM排出ディーゼル車認定制度」で最高レベルの「四つ星」に初めて認定されただけでなく、新長期規制のPM排出レベルもクリアしています。

今回、日野自動車に採用されたDPFについては、十分な供給体制を整えるとともに、今後、同社が発売する新型トラックのほか、他の自動車メーカーでの採用も見込まれるため、当社では本社地区(名古屋市)の生産設備を増強し、需要の拡大に対応しています。
 当社は累計5億個以上の生産量を誇るコージェライト製ガソリン車排ガス浄化用触媒担体「ハニセラム」での長年の経験と実績を生かして、DPFについても自動車メーカーや触媒メーカーと緊密に連携して開発に取り組み、技術的な差別化を図り事業の拡大を目指しています。

<添付資料>

(左)コージェライト製 ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)
(右)日野自動車・小型トラック「デュトロ」(2トン積)
(写真提供:日野自動車株式会社)

コージェライト製 ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF) 日野自動車・小型トラック「デュトロ」(2トン積)

以上


「ニュース」内メニューです。

ニュース


ページの先頭へ

日本ガイシ株式会社