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2003年05月27日
日本ガイシ株式会社

ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)が
マツダのモニター車に採用

日本ガイシ株式会社(社長:松下 雋、本社:愛知県名古屋市)の開発したディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)が、マツダ株式会社(社長:ルイス・ブース、本社:広島県安芸郡府中町)が本年5月から日本国内でモニター走行を開始する、小型商用車ボンゴバン・ディーゼル車の触媒担持型DPFシステムに採用されました。このDPFは耐熱性の高い炭化ケイ素(SiC)をベースとしたセラミック製で、さまざまな使用環境下で浄化性能と耐久性に優れています。

ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)はディーゼルエンジンの排ガスに含まれるPM(Particulate Matter:ススなどの粒子状物質)をほぼ完全に除去する部品です。ディーゼル車の排ガス規制は日本、欧州、米国の各地域で2005年以降、大幅に強化される予定で、現在、自動車業界ではさまざまな方式の排ガス浄化技術の開発が進められています。当社では、これらの技術に幅広く対応するため、DPFのセラミック材料として、1989年に商品化したコージェライト製に加え、炭化ケイ素(SiC)製の開発を進めてきました。

DPFはPMを捕捉し続けていると徐々に目詰まりを起こすため、排ガス中の熱を利用して堆積したPMを燃焼させて、フィルターを再生する必要があります。しかし、再生方式によっては、PMが燃焼する時の発熱でDPFが損傷するという課題がありました。当社では、耐熱性の高いSiCをベースとしたセラミックスを採用することでこの課題を解決しました。また、一般的にSiC製のDPFは、急激な温度変化(熱衝撃)を受けたときにクラックが入りやすいという欠点がありますが、当社では、SiCをベースに弾性特性に優れたシリコン(Si)を含んだ複合体とすることで耐熱衝撃性を向上させました。同時に、多孔質セラミック材料の気孔率と気孔径を最適化し、DPF搭載による排気圧力損失が招く燃費悪化も防止しています。

今後、各自動車メーカーでの採用が見込まれるため、本年4月、小牧事業所(愛知県小牧市)に量産実証設備を設置。順次、生産量を拡大していく予定です。更に、この量産実証設備をマザーファクトリーとして位置付け、DPFの主力市場である欧州での量産拠点として、本年1月、ポーランドにNGKセラミックスポーランドを設立。2005年1月から生産を開始する計画です。

当社はガソリン車排ガス浄化用触媒担体「ハニセラム」での長年の経験と実績を生かして、DPFについても自動車メーカーや触媒メーカーとの緊密な共同開発によって技術的な差別化を図り、シェアの確保と事業の拡大を目指しています。

<添付資料>

(左)炭化ケイ素(SiC)製ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)
(右)マツダ新型ディーゼルモニター車(ボンゴバン)(写真提供:マツダ株式会社)

炭化ケイ素(SiC)製ディーゼル・パティキュレート・フィルター マツダ新型ディーゼルモニター車(ボンゴバン)

以上


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