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2002年07月17日

「環境レポート2002」を発行

日本ガイシ株式会社(社長:松下 雋、本社:名古屋市)は2001年度の環境問題への取り組み状況についてまとめた「環境レポート2002」を発行しました。

当社の環境レポートは1997年度の報告分から毎年発行しており、今回で5回目となります。今回は昨年、環境省の「環境報告書ガイドライン」に準拠して全体構成を再構築したものをベースに、内容を更に充実させ、2005年度までの環境行動計画をはじめ、それぞれの取り組みにおけるマクロスケジュールや具体的な事例などを記載するとともに、発行時期を昨年より4ヶ月早めました。

今後とも継続して毎年1回発行する方針で、当社のホームページでも公開し、8月には英語版も発行する予定です。

地球規模の環境保全に対する社会の要請と、それに伴う社会構造の変化や環境規制の強化が進む時代の中、当社は次世代の快適環境をつくる「トリプルE」(エコロジー、エレクトロニクス、エネルギー)の事業領域を通じて地球環境問題に貢献していくことを環境基本方針の基本理念としています。さらに、2002年度からスタートした新中期経営計画では、行動指針のひとつに「グリーン経営」を据え、その活動項目として、(1)地球温暖化防止対策、(2)排出廃棄物の削減、(3)環境貢献商品の開発、(4)グリーンロジスティクスの徹底の4つを重点に掲げ、さまざまな環境課題に取り組んでいます。また、「循環型社会」という新しい時代にいちはやく対応できるように、2005年度までの環境行動計画を策定。これまで以上に事業活動と一体化した取り組みを推進し、グループ全体で環境活動の更なる充実・拡大を目指しています。

今回の「環境レポート2002」では、下記の内容を中心に、当社のさまざまな取り組みについて具体的に紹介しています。

環境会計

  • 環境保全活動を把握・管理するツールの1つとして、1999年度から環境会計を導入しています。
  • 2001年度の環境保全対策に伴うコストは、環境負荷低減のための環境保全施設の増強などにより26.1億円(前年度比8.9億円増)、直接的な経済効果は、省資源・省エネルギーの推進や有価物の売却益などで2.8億円(同1.0億円増)となりました。

ISO14001の認証取得状況と計画

  • 海外を含めたグループ全体でISO14001の認証取得を推進しています。1998年に国内の主要3製造事業所で同時に取得したのをはじめ、グループ会社では国内の10工場、海外の4工場で取得。2001年度までに連結のサイト数で53%が取得しています。
  • 2006年度までにISO14001及びそれに準じる認証の取得率を連結で100%にする計画です。

省エネルギー(CO2排出量削減)

  • 地球温暖化を防止するため、焼成炉をはじめとする生産設備について、燃焼技術の開発や改良による省エネ化、CO2排出量のより少ない燃料への転換などを進めています。
  • 2001年度のCO2総排出量は16.2万トン(前年度比0.3%増)、売上高原単位は売上高の減少により79.2トン−CO2/億円(同9.2トン−CO2/億円増)、生産高原単位(指数)は省エネ化が進み92.4%(同3.2ポイント減)となりました。
  • 2001年度は地球温暖化ガスの排出量を初めて集計しました。温室効果能の高い絶縁ガスSF6(六フッ化硫黄)を60%削減したことが寄与し、前年度比11%減の16.6万トンとなりました。
  • 2005年度までにCO2排出量を売上高原単位で1990年度レベル(70トン−CO2/億円)に抑制することを目標にしています。

産業廃棄物削減

  • 生産工程から発生するさまざまな産業廃棄物の削減に加えて、再び資源として有効に再利用、再資源化するための取り組みを拡大し、ゼロエミッションを目指しています。
  • 2001年度の産業廃棄物は、トンネル窯の解体工事に伴う一過性廃材の大量発生などにより、総発生量1.8万トン(前年度比26%増)、最終処分量7.8千トン(同34%増)とそれぞれ増加しました。一方、リサイクル量は原料利用率の向上や再利用、再資源化により1.1万トン(同20%増)と改善されました。
  • 2003年度には産業廃棄物の外部処分量を2000年度比50%削減(2.7千トン)し、2005年度にはゼロエミッションを目指しています。

化学物質管理

  • 2001年10月から本格的に化学物質管理システムの運用を開始。現在、約8,000件の化学物質を登録し、全社で約1,200カ所ある保管庫で厳重に管理しています。
  • 2001年度のPRTR法対象化学物質の取扱数は62物質、取扱量は337トン、報告対象物質は10物質でした。また、排出量は主に大気への排出で31トン、廃棄物としての移動量は34トンでした。
  • 2005年度には溶剤系PRTR法対象物質の大気排出量を2000年度比80%削減する計画です。

グリーン購入

  • 2000年秋から事務用品などの消耗品について、グリーン商品の優先購入を本格的に実施しています。2002年3月には新購入システム「べんりねっと」を導入、新たに500品目のグリーン商品を追加して850品目としました。
  • 2001年9月に日本自然エネルギー株式会社と「グリーン電力証書システム」の契約を締結し、2002年1月から15年間、年間200万kWhの風力発電を委託。年間806トンのCO2排出量削減に相当するグリーン電力を導入しました。

以上


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