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2001年08月29日

グラスライニング機器で仏ディートリヒ社と事業提携

日本ガイシ株式会社(社長:柴田昌治、本社:名古屋市)とグラスライニング機器の製造子会社である池袋琺瑯工業株式会社(社長:經 修武、本社:埼玉県所沢市)は本年9月から、グラスライニング機器の世界トップメーカーであるフランスのディートリヒ社(De Dietrich)と出資を伴う事業提携を行い、日本におけるグラスライニング事業の基盤を強化します。

グラスライニング機器は鋼板にガラスを焼き付けてライニング層を形成したもので、耐薬品性や耐熱衝撃性に優れています。医薬品・ファインケミカル分野を中心に、反応缶やタンク類などの生産設備として幅広く使用されています。この分野では現在、マルチパーパスプラント(同一の設備で多目的の用途に使用するプラント)への指向が強まっており、新たな反応(攪拌)技術、各種センサー類、極低温反応器などのニーズが増大しています。

ディートリヒ社は他社に先駆けて世界トップレベルの技術を開発、欧米を中心に顧客ニーズを積極的に取り込んでいます。同社の先進技術を応用した製品は、多様な攪拌に対応できる脱着羽根、攪拌効果をシミュレーションできるソフト、反応時の温度・pHなどを瞬時に測定できるサンプリング装置やセンサー類、医薬品の生産設備で需要が増加している極低温反応器、精密な温度制御が可能なハーフコイルリアクター、110m3までの高圧大容量反応缶など多岐にわたります。

池袋琺瑯工業はディートリヒ社から最新のグラスライニング機器の生産技術を導入し、標準仕様として採用することにより、技術力を世界トップレベルに引き上げます。併せて、当社はディートリヒ社製品の販売権を取得し、同社の主力製品を日本国内を中心に積極的に販売していくことにより、国内トップメーカーを目指します。一方、クロスライセンスとして、日本国内で高い評価を得ており、欧米でも特許を取得している独自の静電気帯電防止グラスライニング(NS-GL)の技術をディートリヒ社に供与します。NS-GLは静電気に起因する事故を防止するという安全性の観点から、欧米でも幅広く採用されるものと期待されます。両社が互いに技術供与することにより、相互にグローバルな事業展開を図ります。また、ディートリヒ社は池袋琺瑯工業の株式の12%を取得して経営に参加し、両社の提携関係を強化します。事業提携の主な内容は下記の通りです。

  1. 池袋琺瑯工業はディートリヒ社からグラスライニングの生産技術を導入する。
  2. 当社はディートリヒ社製品の日本国内を中心とした販売権を取得する。
  3. 池袋琺瑯工業はディートリヒ社にNS-GLの技術を供与する。

今回の技術導入に伴い、池袋琺瑯工業では新型炉の建設などの設備投資を実施し、生産性の向上を図ります。5年後にはグラスライニング機器の売上高を現在の35億円から50億円に引き上げる目標です。

会社概要

ディートリヒ社(De Dietrich)

・創業
1684年
・本社
フランス共和国ストラスブール
・連結株主資本
3億ユーロ(約330億円)
・連結売上高
約8億ユーロ(約900億円)
うちグラスライニング機器を含むプロセスシステムは約230億円
・連結従業員数
約6,100人
・事業内容
プロセスシステム(26%)、熱機器(36%)、鉄道機器(38%)の製造・販売

池袋琺瑯工業株式会社

・設立
1923年
・本社
埼玉県所沢市
・資本金
2億円(日本ガイシ79%出資)
・売上高
約30億円
・従業員数
約110人
・事業内容
グラスライニング機器の製造

<添付資料>

ディートリヒ社製グラスライニング機器

ディートリヒ社製グラスライニング機器(脱着羽根)の写真

以上


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