日本ガイシ株式会社

ページ内を移動するためのリンクです。



ここからグローバルメニューです。

  1. ホーム>
  2. ニュース>
  3. 1996年>
  4. 1996年01月18日

ここから本文です。

1996年01月18日

自動車排気ガス浄化用触媒担体(ハニセラム)の薄壁化に成功
トヨタ新型カルディナとコロナに初搭載

日本ガイシ株式会社(社長 柴田昌治、本社 名古屋市)は、ハニセラムの壁厚を現在の150ミクロン(=約0.15mm)から100ミクロン(=約0.10mm)に薄くした4ミル/400セル製品をトヨタ自動車株式会社と共同で開発、その量産化に成功しました。これは世界で最も薄い壁厚のセラミックハニカムです。この超薄壁ハニセラムは、今月発売されたトヨタ自動車の新型カルディナ、新型コロナに初めて搭載されました。

薄壁化によって、(1)ハニカムの通気抵抗が30%低減され、エンジン出力が向上すると同時に(2)重量が30%軽減されることから暖まり易くなり、触媒が早期に活性化してエンジン暖気中の排ガス浄化性能が向上します。

この新製品の開発にあたっては、薄壁化によるハニカム構造の強度低下と、ハニカム体成形時の変形による強度低下という問題がありました。この対策として、セラミックの緻密化による材料強度の向上、及び成形技術を改善して変形を防止することにより、従来のハニカムと同程度の強度を持たせることができました。

この技術は、2年後に迫ったアメリカ、及び2000年のヨーロッパで適用されるより厳しい排ガス基準など、環境保全への社会的要請を踏まえたクリーンな車両開発の有力な要素技術として日・米・欧の各自動車メーカーから期待されています。

  1. ガソリンエンジン排気ガスを浄化するには三元触媒が用いられる。触媒は貴金属とウオッシュコートの配合がなされており、COとHCを酸化してCO2とH2Oに分解し、同時にNOxを還元してN2とO2に分解し、排ガスを浄化する。
  2. ハニカムの孔の数と壁厚はインチ系単位で、4ミル/400セルと表現される。これは壁厚が4/1,000インチ(=約0.1mm)で、1インチ平方に400の孔があることを示す。

以上


「ニュース」内メニューです。

ニュース


ページの先頭へ

日本ガイシ株式会社