当社は、EXCEL−01(1997〜2001年度)に続く新中期経営計画「2002年中期経営計画」を策定しました。EXCEL−01で掲げた経営の基本理念(戦略的成長、高効率体質、良き企業市民)を継承しつつ、エネルギー、エコロジー、エレクトロニクスを事業領域とし、卓越したセラミック技術をベースに世界のエクセレントカンパニーを目指します。
市場環境の激しい変化に対応するため計画期間は3カ年とし、計画達成のための行動計画を重視。
4つの行動指針(Speedy、Timely、Lean、Green)を新たに掲げるとともに、1年ごとに行動計画の内容を見直し、目標達成への確度を高めます。

あらゆる業務のプロセスを根本から見直すとともに、新しい情報ツールや経営手法を積極的に活用し、グローバルに展開するNGKグループの経営判断をよりスピーディーに行っていきます。またSCM導入や資源の集中投入により生産リードタイム・新製品開発期間の大幅な短縮をはかり、グローバルな競争に打ち勝っていきます。

セラミック技術をキーテクノロジーとし、トリプルEの領域に売上高の6%程度の研究開発費を継続して投入。タイムリーに新製品を開発し、戦略的な成長を目指します。近い将来、大きなニーズの予想される自動車排ガス浄化用ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)・薄壁ハニセラムをはじめ、多くの新製品の開発に取り組み、2004年度の新製品の売上げは450億円以上を目指します。

SCM導入や設備の集約化などにより資産のスリム化を徹底。またCMS(Cash Management System)の適用拡大、低採算事業の戦略見直し、アウトソーシングの活用やグループ内での業務集約化など、資金・人材面でも経営資源の効率活用をはかります。
経営効率化の目標として、ROE(株主資本利益率)は10%の達成を目指します。そのほか、人事制度も成果主義をより徹底できる制度に改変し、人材面でも競争力の強化を目指します。

エコロジーを事業領域とする企業として、事業活動によるCO2排出量の削減に努め、リユース・リサイクル設計を徹底、ゼロエミッションを目指してすべての資源を循環利用します。また自然エネルギーの購入を通じてエネルギーのクリーン化を推進するとともに、グリーン購入や梱包材のリターナブル化など、調達や物流における環境負荷低減に向けた取り組みを強化します。
製品開発面においても、排ガスの浄化システムや廃棄物処理装置をはじめ、セラミックスの特性を生かした高効率、省エネ、高耐久製品など環境配慮型製品に引き続き注力してまいります。