クロコくんが日本ガイシのセラミックスをご紹介

INTERVIEW 02

セラミックフィルターで、
地球の環境を守りつづけるクロコ。
セラミックス事業本部 製造統括部
生産技術部 サブマネージャー 鈴木 道生

ディーゼル車から排出される粒子状物質(PM)を漉し取り、キレイな空気にする「ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)」。セラミックス事業本部の鈴木道生は、このDPFを生産する量産ラインの工程設計を行っている。
ディーゼル車の排ガスをクリーンにするためになくてはならない技術「DPF」を通じて地球の環境保全を支えているクロコだ。

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クロコ
「高品質」「高生産効率」を追求した量産ラインを。

ガソリン車と比べてCO2の排出量が少なく、燃費もいいディーゼル車は、環境への負荷を低減できるクルマです。普及が進むヨーロッパでは、乗用車の2台に1台がディーゼル車だと言われています。しかし、ディーゼル車には「粒子状物質(PM)を排出する」というデメリットがあるため、世界中でディーゼル車の排ガス規制強化が進められています。各国の厳しい排ガス規制をクリアする日本ガイシのセラミックフィルター「DPF」は、世界中の自動車メーカーに採用されています。
私が取り組んでいるのは、そのDPFを生み出すための量産ラインの工程設計。工場という限られたスペースの中で、高い品質を維持しながらいかに効率良くできるかを追求した量産ラインを提案し、さまざまな部門と連携しながら、より短い期間でそれを具現化することを目指しています。

ヨーロッパでの、貴重な経験。

DPFはヨーロッパでの需要が多いため、日本ガイシではポーランドに生産拠点を構え、2004年から生産を開始しています。私は2010年から約4年間、ポーランドで業務を行いました。現地スタッフとの会話は英語で行っていたのですが、彼らにとっても英語は母国語ではないため、思いや考えがうまく伝わらずコミュニケーションがとりづらいこともありました。難しい単語を避けたり、数字で示すなどの工夫で、コミュニケーションの壁を乗り越えていきました。
また、海外赴任を経験して「生産拠点を守ることが非常に大切」だということにも気づきました。期間限定で赴任する私とは違って、ポーランドの現地スタッフは工場を守りつづけます。目線が異なるために、こちらが新しい提案をしても理解や納得をしてもらえないこともあります。彼らがこれまでやってきたことを否定するのではなく、彼らに歩み寄ってお互い理解しあいながら進めることが重要だということを知りました。

地球を救う、ものづくり。

私は大学でもセラミックスの研究をしていたのですが、そのきっかけとなったのが予備校講師の「次の時代のものづくりの鍵は材料技術だ」という言葉でした。材料こそ、さまざまな産業の根幹を支えているという考え方に感銘を受け、材料工学について学ぶことにしました。いま思い返せば、大学で材料を選んだこと自体、私はクロコ志向だったんだなと感じます。
日本ガイシに入社後、社内報の「新入社員紹介」の原稿を書く機会がありました。そこで私が選んだ自分自身のキャッチフレーズが「地球を救う、ものづくり」。日本ガイシは娯楽を与えるような製品はありませんが、地球環境を守るための製品や研究開発が圧倒的に多い。私が携わっているDPFも、だれもが知っている製品ではないかもしれませんが、ディーゼル車の排ガスをクリーンにするためになくてはならない技術だと誇りに思っています。これからも、地球環境に貢献できるものづくりを続けていきたいですね。

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