クロコくんが日本ガイシのセラミックスをご紹介

INTERVIEW 01

「NAS電池」の活用で、
エネルギーの課題に向き合うクロコ。
NAS事業部 設計技術部 主任 伊藤 良幸

「電気は貯められない」というこれまでの常識に挑戦し、日本ガイシが世界ではじめて実用化したメガワット級の電力貯蔵システム「NAS電池」。伊藤良幸は、NAS電池のシステム設計を担当している。エネルギーの課題に向き合いながら、世界中で加速する太陽光や風力といった再生可能エネルギーの普及を支えるクロコだ。

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クロコ
まだ誰も気づいていない、NAS電池の活用フィールドを

電気を長期間貯めておく蓄電池の存在が今ほど注目されていませんでしたが、入社当時希望したNAS電池の設計に今も携わっています。技術部が開発した電池や補機(制御器)をベースに、お客さまの設備に適したシステムに仕上げていくのがNAS電池の設計の業務。お客さまから一番近い場所に立ち、仕様決めから実際に納入した後の運用フォローまで関われるのが設計の醍醐味です。
私が入社した2007年当時は、NAS電池の主な用途は電気料金の安い夜間に電力を貯めておき、料金が高い昼の時間帯に使うというのが主な使用目的でした。しかし今は、風力発電や太陽光発電など再生可能エネルギーの安定化を支えるミッションやスマートグリッドでの活用と、NAS電池の活用フィールドが大きく変化しています。その意味で、NAS電池の用途など、お客さまとの話の中で気づかされることも多く、誰も気づいていない新たな活用フィールドがまだまだあるんじゃないかと、日々ワクワクしています。

父への憧れから、ものづくりの世界へ。

ものづくりの世界に興味を持ったのは、父の影響が大きかったと思っています。電車の整備士だった父は、家庭にある「もの」が壊れると、自分の手で直す人でした。それだけに「子どもが何かを壊す」ことについても手厳しい一面もありましたが、ものを愛し、なんでも直してしまう父への憧れから高等専門学校(高専)に進みました。「父とは違う道に進む」と決め、機械ではなく電気を専攻。高専でメーカー出身の先生方と出会い、ものづくりに関するさまざまな話を伺ったことで、メーカーの仕事に興味を持つようになりました。大学でも引き続き電気を専攻し、セラミック超電導体の研究を行っていました。
日本ガイシのことは学生時代から知っていましたが、NAS電池のことを知ったのは就職活動の頃でした。私は学校で「電気は貯められない」と教わってきた世代なので、日本ガイシが手がける出力規模数万kWの大容量蓄電システムの大きさに圧倒され、「エネルギーの未来を支えるこの仕事に携わってみたい」と強く感じました。

世の中に必要とされる技術を、これからも。

日本のものづくりの原点は、「こまやかな配慮」にあると私は考えます。我々はメーカーですのでものごとを効率化し、製品についても標準化を行っていくことが必要です。しかし、そんな中でもこまやかな配慮を忘れてはいけない。NAS電池の設計に関しても、「こういう風にしたい」というお客さまの想いをしっかりとシステムに反映させて、お客さまに必要とされるものを作ってなんぼだと考えています。
NAS電池は、日本ガイシが世界ではじめて実用化に成功したメガワット級の電力貯蔵システムです。最近ではメディアにとりあげていただける回数や海外での導入実績も増え、NAS電池が世の中に必要とされているということが実感できていますが、注目されているからこそのプレッシャーも感じています。世界に誇る大容量蓄電システムのリーディングカンパニーの一人として、これからもNAS電池の可能性を追求し、エネルギーの課題に向き合いつづけたいと思っています。

※「NAS」は日本ガイシ株式会社の登録商標です。

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