歴史に培われた強み

時代のニーズを捉え
新しい価値を生み出し続ける

日本ガイシは1919年、暮らしや産業の発展に伴う電力の需要増大に応え、社会の近代化を支えるために、磁器ガイシメーカーとして歩みを始めました。
その後、高品質で信頼性の高いガイシ製造を通じて培った独自の技術力を核に、事業の多角化やグローバル化へ積極的に取り組み、産業や人々の暮らしを支え、社会課題の解決に役立つ製品を次々と生み出すことで持続的な成長を果たしてきました。
日本ガイシはこれからも時代のニーズに応える先進のものづくりで、世界に新しい価値を提供していきます。

歴史に培われた強み

歴史に培われた強み

社会の近代化を支えるために。特別高圧ガイシの国産化をめざして日本ガイシは誕生しました。

社会の近代化を支えるために。特別高圧ガイシの国産化をめざして日本ガイシは誕生しました。

創業以来のマインドと培われた
独自技術による事業の成長、それを支える人材が私たちの強みです

独自の多彩な技術を核に、社会の基盤を支え、環境保全に役立つ製品を開発、提供し続けてきた日本ガイシ。
その強みの基盤となるのは人材であり、創業以来のDNAは「品質の追求」「グローバル・新領域への挑戦」「社会への貢献」という3つのマインドとして脈々と私たちに息づいています。

グローバル・新領域への挑戦

日本ガイシのルーツは1876(明治9)年、森村市太郎(六代市左衛門)とその弟・豊が設立した「森村組」(現森村商事)にさかのぼります。近代日本の幕開けの時代、森村兄弟はグローバル化を推進し日米貿易を開拓した先駆者でした。
ガイシメーカーとして誕生した日本ガイシは、設立間もなく化学工業用耐酸機器の開発に着手し、1935年にはインドへ送電用ガイシを初輸出、1973年に初の海外生産拠点を設立するなど事業の多角化とグローバル化に積極的に取り組んできました。今も私たちは常に新たな領域に挑み続け、持続的な成長を図っています。

グローバル・新領域への挑戦

品質の追求

土や水、炎といった自然に左右されるセラミックスは本来、均一なものづくりが非常に難しい製品です。しかし、ライフラインを数十年にわたって支え続けるガイシは、たった一つの不良品でも社会に甚大な影響を及ぼしかねません。食器製造業から独立し、工業製品であるガイシ製造の道を歩み始めた当社が徹底的に追求したのが“ユニフォーミティー(製品の均一性)”であり、その達成のために材料技術やプロセス技術といった独自のコア技術を磨き抜くことで、高い品質と信頼性を誇る製品を提供し続けてきました。品質へのこだわりとそれを実現する技術力が、日本ガイシのものづくりを支えています。

品質の追求

社会への貢献

日本に電気が普及し始めた明治期、高電圧に耐えるガイシは輸入品に頼っていました。「国家への奉仕としてガイシを国産化しなければならない」(初代社長・大倉和親)。そんな使命感から、一片の米国製ガイシを手掛かりに、高圧ガイシの研究開発が始められ、日本ガイシが誕生しました。
高品質なガイシを安定提供することで、電力の需要増大に応え、人々の暮らしや産業発展に貢献したいという創業の精神は、現在の企業理念にも受け継がれています。

社会への貢献

独自の多彩な技術

材料技術

異なる材料を組み合わせて相乗効果を引き出し、飛躍的に優れた特性のセラミックスを生み出したり、セラミックスの細孔径(気孔のサイズ)や結晶の向き、熱伝導性、イオン伝導性、電気抵抗などを制御したり。セラミックスの機械的、熱的、電気的、物理化学的な性質に精通し、変幻自在に材料を操ることで、社会のニーズにぴったりの製品づくりを実現します。

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気孔のサイズを制御して、
液体や気体を分子サイズでふるい分けるセラミックフィルター

プロセス技術

当社独自のモールドキャスト成形や押出成形、テープ成形などの成形技術や焼成技術、加工技術を駆使してさまざまな構造を実現したり、セラミックスに金属などの異種素材を接合したり。微細で複雑な三次元形状から、11.5メートルもある世界最大級の大型磁器まで、さまざまな特性を持つ独自製品を開発、製造しています。

モールドキャスト成形は、粘土を成形して焼成する従来方法とは異なり、液体の原料を型で冷やし固めるだけで完成する画期的な成形方法で、複雑な形状でも高精度に実現できる

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生産技術

革新的で競争力の高い製品の数々は、日本ガイシ独自の量産プロセス技術や、製造ノウハウを盛り込んだ自社開発の生産設備から生み出されます。開発した最新鋭の生産ラインを速やかに海外拠点に展開し、高効率なグローバル生産体制をスピーディーに構築することで世界中のお客さまのニーズに応えています。
また、ビッグデータ解析をいち早く生産管理に導入して品質の向上やコストダウンにつなげています。

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革新的な量産プロセスによる生産性の向上

評価・分析技術

開発期間の大幅短縮を可能にする高度なコンピューターシミュレーション技術や、わずかな不良も見逃さない画像検査技術など、最先端技術をいち早く取り入れ、当社のコア技術と融合、進化させることにより、常にものづくりの革新を図っています。

卓越した評価・分析技術を駆使した研究開発や製品づくり

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ものづくりの基盤を支える人材

従業員が一人ひとりが高い志を持って挑戦、成長できる環境づくりに努め、最高のパフォーマンスを発揮できるように充実した教育プログラムを構築。ものづくりの基盤を支える人材の育成に注力しています。

当社設立2カ月後にいち早く、働きやすい環境で従業員が持てる能力を発揮できるように“事業発展と従業員の幸福増進は一致すべきもの”という方針を打ち出した

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素材や性質を自在に操りさまざまな社会課題の解決に貢献する製品やサービスを提供します

多孔質セラミックスや機能性セラミックスなどの材料技術と、独自の成形、焼成、加工といったプロセス技術を融合させることで、多彩な製品を生み出せることが私たちの強みです。
電気や熱など目に見えないものをも自在にコントロールすることに長けている日本ガイシの製品は、皆さまの目には触れにくい場所で、より良い環境づくりやエネルギーの未来、エレクトロニクスの進化を支え、社会に貢献しています。

core Technology

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詳細はこちら>NGKレポート2017(PDF)

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