セラミックス事業

自動車排ガスをはじめとする環境問題の解決に貢献し、省エネルギーなどのニーズに応える製品や技術の
開発を追求しています。

自動車の排ガス浄化用セラミックスをはじめ、幅広い産業分野に向けて、環境保全や省エネルギーなどのニーズに応える製品を提供しています。高い品質の製品を安定して供給すること、そして新しい環境規制に対応する製品を適切なタイミングで提供していくことは、私たちにとって社会的責任の一つと言えます。9カ国18工場からなるグローバル生産体制を通して、これからも社会のニーズに応える製品を世界の市場に届けていきます。

Products  主な製品

Results  2016年度の事業概況

需要の伸びと事業再構築により利益は改善

円高の影響を受け、前年度比減収・減益となりましたが、自動車市場は世界的に活況で、生産量は前年度比で増加しています。排ガスに対する各国の規制強化、中国での小型乗用車・トラック販売の増加など日本ガイシグループの製品へのニーズが高まる状況は続いており、自動車関連事業では期首予測を上回る売上高・利益をあげることができました。産業プロセス事業についても、電気自動車用のリチウムイオン電池正極材向け加熱装置の需要が中国を中心に伸びています。また、原子力関連設備の新設案件、メンテナンス需要も徐々に増えつつあります。従来から取り組んできた窯、耐火物系列の事業再構築の成果もあり、利益は継続して改善しています。

Present Action  
2017年度の課題と取り組み

円高基調が続くと予測されていること、供給力強化に向けた設備投資や、新製品開発、人材育成などを積極的に行っていることから、2016年度に続き減益となる見込みです。 日本ガイシグループの強みである供給力強化のため、世界各地で生産ラインの増設や新工場の立ち上げを進めています。
最新鋭ラインを複数の工場へ展開しており、ハニセラムは石川工場からタイへ、炭化ケイ素製ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)は小牧工場からポーランドへと、絶えず技術革新を図っています。さらに、自動車関連事業では新たな規制が導入されるタイミングや新規市場の立ち上がりに合わせた新製品の上市、量産体制の確立によって着実に市場やお客さまのニーズに応えます。

[自動車関連事業]

世界各地で同一品質の安定供給を強化

自動車関連事業ではポーランドのライン増設、タイの新工場建設、その他の既存工場でも設備のリニューアルを行い、生産性向上やグローバル同一品質の強化を目指します。グローバル企業として、同一品質の製品を安定して供給することは非常に重要です。そのため、工場の経営層が集まって問題解決や情報共有を行うGOM(Global Operation Meeting)、生産技術系部門の担当者が集まって意見交換などを行うPEM(Process Expert Meeting)などを定期的に実施しています。同時に取り組んでいるのが、設備面からの品質統一です。最新鋭ラインを複数の工場へ展開しており、ハニセラムは石川工場からタイへ、炭化ケイ素製ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)は小牧工場からポーランドへと、絶えず技術革新を図っています。さらに、自動車関連事業では新たな規制が導入されるタイミングや新規市場の立ち上がりに合わせた新製品の上市、量産体制の確立によって着実に市場やお客さまのニーズに応えます。

[産業プロセス事業]

事業基盤の強化

産業プロセス事業については、リチウムイオン電池正極材などの自動車向け関連部材の設備需要が高水準であり、低レベル放射性廃棄物処理設備の新設案件の取り込みも見込んでいます。ものづくり力やエンジニアリング力といった事業基盤の強化も引き続き進めていくことによって、安定した売上高・利益を確保できるものと考えています。

   

Next Vision  今後の展望と取り組み

[自動車関連事業]

豊富なラインアップで市場の成長に対応

セラミックス事業本部を取り巻く市場環境は、2018年度以降、特に自動車関連事業で大きく伸長する見込みです。
ガソリン車向けの粒子状物質(PM)の排出個数規制が本格的に導入され、ガソリン・パティキュレート・フィルター(GPF)市場が大きく成長すると予測されます。これに対し、日本ガイシグループでは欧州を中心にGPFの量産出荷を開始しました。
また、NOxセンサーについても新製品の量産を始めます。中国やインドでは大気汚染の深刻化が続いていることから、自動車の排ガス規制が強化されるのは確実です。それに伴い、ハニセラムやDPF、GPF、NOxセンサーなどの需要は中・長期的に増加する見通しです。
日本ガイシグループには、さまざまな地域やお客さまの要望に応える幅広い製品ラインアップがあります。乗用車、大型車、ディーゼル車、ガソリン車、ハイブリッド車向けの製品を取りそろえ、どの市場でも高いシェアを獲得することで、トップサプライヤーの地位を確立します。これにより、自動車メーカー各社の技術動向をいち早くつかみ、将来的なニーズに備えた技術開発や製品開発を進めていきます。

[産業プロセス事業]

幅広い業界チャネルを生かし新市場へ進出

産業プロセス事業については、各種耐食機器から加熱装置まで多様な製品ラインアップによる幅広い業界チャネルを生かして、伸長が期待される市場への選択と集中を進めていきます。各種二次電池材料、セラミック積層コンデンサー、バイオ医薬や医療機器といった分野において、新製品開発や既存製品の新しい用途展開に取り組んでいます。

Financial Data 業績推移と見通し

詳細はこちら>NGKレポート2017(PDF)

事業概況