日本ガイシは人材を最も重要な経営資源と位置付け、従業員の向上心と意欲を尊重し、次代を担う人材の育成に力を注いでいます。
日本ガイシでは、2011年度から従来の3大教育体系の一つである「階層別教育」を、「キャリア教育(新入者・昇格者教育)」と「マネジメント教育」として機能別に分離して再構成し、教育体系をより分かりやすいものに改定しました。
入社時や昇格の節目ごとに、会社の経営課題や重要方針の理解・浸透、キャリアに応じた役割認識の啓発、社員として必須な知識の教育などを行う「キャリア教育体系」をベース教育として位置付け、強固で健全な企業風土の醸成を図っています。
さらに「キャリア教育体系」の上に、現場力強化や技術・技能の伝承を目的とする「ものづくり教育体系」、海外業務要員の着実な育成を目的とする「グローバル教育体系」、管理職層のマネジメント力やリーダーシップの啓発を目的とする「マネジメント教育体系」の3つの教育体系を並立させています。
鳥羽総合研修センター(三重県鳥羽市)
ものづくり教育基礎講座(2010年9月)
日本ガイシグループでは、2005年度から第一線の現場リーダー層に対して、現場力強化(自律的に問題を発見し、解決や改善に結び付ける力)研修を計画的に推進し、現場に潜在するロスの刈り取りなど、さまざまな改善ノウハウを教育してきました。
この10年間、ベテラン層の大量退職と新入社員の採用、製造契約社員からの登用者増加に伴い、従業員の構成が大きく変化しており、キャリアの浅い社員が占める割合が高くなっています。このため、現場リーダー層には、改善の推進役に加えて、若年層の指導、育成の担い手としての役割も求められています。
2011年度は、製造現場の作業班の要となる作業長全員を対象に「作業長研修」を実施し、指導力やコミュニケーション能力の向上を図っていきます。