はじめに

セラミック技術はまさに当社の基盤であるといえるでしょう。構造体としてのセラミックス、それに加えて機能性を持たせたセラミックスの製造へと事業を展開する中で、多くの経験やさまざまな知識が蓄積されてきました。これらのノウハウやこれからのモノづくりについて、生産工程に沿って解説していきます。

これまで当社は、大きなものをつくる技術や、高品質の製品を大量につくる技術を強みとしてきました。世界最大の陶磁器である100万ボルトブッシング用のがい管や、また世界同一品質で累計約5億個以上も生産してきたハニセラム。これらが当社の発展を担ってきた偉大な成果であることは言うまでもありません。現在ではこれらに加えて、インクジェットプリンター用圧電セラミックスのように微細なものや、半導体製造装置用セラミックヒーターのように機能性も持たせたセラミックスでの事業を展開しています。

そしてこれからは、製品の品質や機能は当然ながら、多品種少量への対応や環境負荷の低い製造プロセスについても考えていかなければいけません。そこで私たちは「安く、早く、小さく、確実なモノづくり」を合言葉として取り組んでいます。早く開発し、小さな設備で、安く早く小さく確実につくれば、納期の早さや充実した機能、価格の安さでお客様に喜んでもらえることはもちろん、廃棄物やCO2の削減にもつながり、在庫や仕掛りも減少できるでしょう。まさに当社が掲げる4つの行動指針、「スピーディー」、「タイムリー」、「グリーン」、「リーン」に沿った方向性です。私たちのものづくりは、いま確かに変わりつつあるのです。

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