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クラブC1おいしい水と食に関するレポートや、C1をお使いいただいている方々のお話をご紹介。

「水と食」を求めて 第6集

第6集

水と食 第4回「屋久島の水と焼酎」

日本ではじめて世界遺産に登録された屋久島。
縄文杉を代表とする屋久島で有名ですが、降雨量の多い「水の島」としても知られています。
超軟水といわれる屋久島の水から、どんな味が生まれるのでしょうか。

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鹿児島からプロペラ機のQ400に乗り換え屋久島空港へ。あいにくの小雨模様で、島全体がどんよりとした雲に被われていました。出迎えてくれたレンタカー屋さんに「雨ですねぇ」とあいさつしたら、「屋久島の雨は、こんなもんじゃないですから」と言われてしまいました。「お~、さすが屋久島」と妙に納得。ひと月に35日雨が降るっていうからね~、そうそう1週間に8日雨が降るっていうくらいだからさ~、と聞きかじったことを言い合いながら、島の外周道路へ。
雨が上がり、雲間から山の一部が見えたとき、この島の異様さがわかりました。とんがってて、深くて、ギザギザしていて、びっしり緑に被われて・・・「ボンド映画に出てくるような、南海の孤島みたいだなー」安易な感想ですみません。でもこの一瞬の晴れ間は、すごかった。新鮮な森の空気が、そのまま車に流れ込んできました。ドライブしながら森林浴です。

ところで、屋久島のことを伊豆大島や桜島のような「火山」だと思っている人は、意外と多いのではないでしょうか。 それが、まったく違うのです。太古に、地下深部で固まった花崗岩が、そのままずんずん隆起して生まれた島。硬い硬い花崗岩から出来ていることが、屋久島の特異な地形や植生に大きな影響を与えています。
一つの山体がどーんと真ん中に鎮座している火山島に対して、屋久島には1,000mを超える山が46もあります。そのうち1,500mを超えるのが20 で、宮之浦岳は九州最高峰の1,936mです。日本アルプスの一部を切り取って、そのまま太平洋にぼーんと放り出したような山また山の島です。 そういえば「花崗岩地帯の涌き水は旨い」という話を聞いたことがあります。あの有名な酒造メーカーがある山梨県の白州も、花崗岩地帯でした。花崗岩はカルシウムやマグネシウム、有機物などが少ないため、降った雨に雑味を加えることなくそのままろ過する・・・といった理由だと思いますが、論より証拠。屋久島の沢水をすくって飲んだら、とてもまろやかでした。とんがったところが全然ありません。

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「うちの焼酎がおいしいって言われるのはうれしいのですが、なぜおいしいのか、どこが特徴なのかと聞かれると、答えに困るんですよ。原料の芋も他のメーカーと違いはないと思うし、特別な造りをしているわけでもありません。なぜか、とつきつめていくと水以外考えられないのですね。おいしい水から、おいしい焼酎ができる。おいしい焼酎をおいしい水で割るからおいしくなる。25度の焼酎ということは、75%は水です。それを半々にお湯で割って飲んだら、 87%水ですからね」

島内で90%以上のシェアを誇る焼酎メーカーの社長さんに、お話を聞くことができました。本州で自社のお酒を飲んだ時、あまりに味が違うので「ホントに自分の焼酎?」と思ったそうです。 宿に着き、さっそく焼酎で乾杯。社長さんに教えられた通り、5:5にお湯で割って飲みます。もちろん、お湯は地元の天然水。温度は熱湯ではなく、口に含んだ時に人肌より少し熱くなる程度・・・芋焼酎なのにクセがない。芋の味はするのにスルスル入っていく。やばいなぁ、何杯でも飲めそうだ。

ちなみにこの焼酎、注文しても手に入りません。全国的に人気が出てしまい、島内でも入手が難しくなっているとか。社長さんからも、くれぐれも「宣伝しないで」と言われました。売る商品がなくてお客様をがっかりさせるのが、嫌なのだそうです。さて、明日は屋久島のもう1つの特産「サバ節」を訪ねに行きます。サバ節と水、どんな関係があるのでしょう。